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起工式から14カ月、いよいよ建屋完成「せとうち広島工場」
2024年6月28日に建屋引き渡しを迎えた「せとうち広島工場」。引き渡し直前の現地の様子、特別に撮影した建屋の中をレポートします!
2023年2月28日の記事では総面積100,000m²の広大な敷地をご紹介しました。
この時は何もない更地でしたが…
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ちょうど上の写真のあたりに建屋が完成しました。広い敷地に大きな工場。カメラのレンズに収まりきりません。
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建屋の中は、大きく厚生エリアと生産エリアに分かれています。
厚生エリアは、1階のガラス張りの内側にオフィス、2階に会議室、3階に更衣室、4階のCalbeeロゴ下から横に細長く続く窓の内側に従業員の食堂・休憩スペースがあります。
生産エリアは製造工程順に3階から加工、2階が味付け、1階が包装フロアになっています。
瀬戸内の風景が広がる4階従業員フロア
では、4階の従業員の食堂・休憩スペースから見てみましょう!
エレベーターの扉が開くと、大きな窓から瀬戸内の景色が広がります。
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右手に視線を向けると、駆け出したくなるような広い空間が広がります。
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写真右手前の小上がりは畳が敷かれて寛げるスペース。右奥の赤茶色の壁のところは社員食堂の厨房。テーブルや椅子が入っても十分なスペースです。
小上がりの脇には工場内の様子を伺える小窓があります。
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テラスに出ると、瀬戸内海が広がります。
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広さをお伝えしたくて、エレベーター前からもう一度。
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食事スペースと思われる場所で椅子に座った目線で撮影。時間がゆっくり流れそうです。
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やっと一番端側に到着しました。エレベーター方面をのぞみます。
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3階、生産エリアへ
では、3階の生産エリアに進んでいきましょう。
エレベーターを降りたところ。4階の食堂・休憩スペースとは異なる趣。ブルーの壁が印象的です。壁の色はそれぞれ海側のエリアが青、山側のエリアが緑になっています。
窓は小さめの嵌め込み窓。採光を確保しつつ虫の侵入を防ぎます。
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海側から山側へ、長い廊下が伸びています。
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山側一番端は4階と同じ緑の壁色。ミーティングや小休憩用のスペース、階段、トイレや洗面所などがまとまっています。
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廊下を途中まで戻ると、生産ラインに入る前の衛生準備室があります。
しっかり手洗いをし様々な異物混入対策を施し、仕上げのエアシャワーで入室します。
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天井まで、3mほどあるそうです。一人で歩いていると、まるで遊園地のアトラクションで自分が小さくなってしまったように感じるほどです。
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生産ラインエリアに入ります。さらに天井が高く、縦横に空間が広がります。ここでたくさんの商品を製造するんですね。
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生産ラインエリアから戻る途中、温かな雰囲気の部屋を見つけました。更衣室になるそうです。
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建屋外周と再生エネルギー
「せとうち広島工場」は物流センターを備え、この工場を起点に西日本各地へ配送する機能を有します。トラック横づけのスペースと大きな庇。
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この日は地元メディアの皆さまにお声かけし、引き渡し式の前に取材をしていただきました。
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ぐるりと周ると南側の瀬戸内海に面した場所にじゃがいもの投入口(生産ラインに投入する前のじゃがいもをストックする場所)、そこに隣接するように再生可能エネルギー転換設備があります。
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こちらはじゃがいもの皮などから再生したバイオガスのタンク。
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朝まで降っていた雨でところどころに水たまりがありました。なんだか海を感じるのは環境負荷の少ない工場を目指し瀬戸内海に浮かぶ無人島からの土で埋め立てた土地だからでしょうか。
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引き渡し後は建屋の中に機械や設備、什器などをいれ、2025年1月からの順次操業開始を目指します。
「せとうち広島工場」から、お客様に商品をお届けする日が楽しみです。
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文・写真:伊藤 奈美子
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