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おいしさと楽しさを創造し、世界中に幸せを届ける

“次の時代を担うのはあなた”の意を込め、2023年4月入社の新卒採用に合わせてはじまった新連載「NEXT is NOW」。今回からは、現場で活躍しているさまざまな社歴や職種の人財を紹介していきます。就職活動中の皆さんが“カルビーで働く”をイメージできるきっかけになれば嬉しいです。

1人目は海外カンパニーで活躍する小池崇裕さんです。
カルビーは、2030年までの目標に海外売上高比率40%超を掲げており、海外事業は注力領域の一つです。カルビーグループの成長を担う部署で働く小池さんに、仕事の内容や魅力、学生時代の就職活動の話を聞きました。

小池 崇裕(こいけ たかひろ)
カルビー株式会社
海外カンパニー アジア・大洋州事業グループ アセアン・オセアニアBusiness Unit
2012年4月新卒入社。大学院農学研究科修了。
湖南工場でポテトチップスの製造や、原料であるじゃがいもの購買等を担当した後、九州物流課でポテトチップスの需給等に従事。社内制度を利用して海外カンパニーに異動し、2019年4月より現職。趣味は世界遺産を巡る海外旅行と、流行の音楽を聴くこと。

どの国の人もカルビー商品を手に取れる環境を目指して

―まずは、いまの仕事内容を教えてください。
小池:海外カンパニーは、カルビーブランドを世界に届けるための部署です。カルビーはいま、9つの国・地域で事業を展開しています。私はその中でもアセアン・オセアニア地域を担うチームに所属し、マレーシアとシンガポールを担当しています。地域の特性を活かし、売上と利益を最大化するにはどうすれば良いのか、各国にあるグループ会社と一緒に考えています。

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―具体的にはどんなことをしているのでしょうか。
小池:主に現地のグループ会社のサポートです。業績や契約など財務管理、生産や販売など事業活動の支援、日本のカルビー本社との橋渡しなどです。マレーシア工場での原料購買から製造、シンガポールでの販売施策など、あらゆる工程に携わります。“何でも屋”ですね。

難しいことも多いです。国内では「カルビー」の知名度は高いのですが、ほかの国はそうとは限りません。国ごとにルールも違います。例えば、マレーシアやシンガポールにおいて、イスラム教徒の方々に食べていただくためには、ハラールというイスラム法の基準を遵守した製品であるという認証を特定の機関から受けなければいけません。

最近では新型コロナウイルスの影響で、現地に行くことができないのも悩ましいです。配属当初は、1か月の半分は海外にいました。工場や売り場の確認など現地でやりたいことは、本当にたくさんあります。いまは、現地の方々にご協力いただいている状況です。

―現地とのコミュニケーションが大切ですね。
小池:はい。現地との意識や考え方の共有が重要です。そのためにコミュニケーションではオープンな姿勢を心がけています。例えば、マレーシアでは「ありがとう」を「トゥリマカシ」というのですが、そういった現地の言葉を会話の中に入れたりしています。何でも相談できる“日本のお兄ちゃん”のような存在でありたいんです。

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タイの工場を訪問した際の写真(2019年撮影)

ー国が違うからこその工夫ですね。海外事業の魅力や、やりがいはなんでしょうか。
小池:目標達成のための手段が多いことです。利益を大きくする方法を考えても、売り上げを伸ばす、オペレーションを効率化する、商品スペックを見直す、人事制度を整えるなど、あらゆる分野に可能性があります。だからこそ、幅広い知識を身につけることができて楽しいですね。

あとは、自分が携わった業務のインパクトが大きいことです。国内だけでは、商品を食べてくれる人数に限界があり、大きな成長には、海外に目を向ける必要があります。カルビーは2030年までに海外売上高比率を40%超にすることを目標に掲げており、責任は大きいのですが、その分やりがいもあります。

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工場から海外へ。一歩を踏み出してつかんだ憧れの仕事

―小池さんは理系出身で工場からキャリアをスタートしました。もともと海外志望だったのでしょうか。
小池:いえ。理系なので最初は漠然と開発担当のキャリアを想像していました。海外旅行が好きで、グローバルな仕事に興味はありましたが「私なんかがおこがましい」と思っていました。しかし、製造や物流などの多様な経験を積むにつれて少しずつ自信がつき、将来はグローバルな仕事をしたいと希望を出せるようになりました。そんなとき、希望部署を申告する機会があり、手を挙げたんです。

―経験を積むうちにやりたい仕事が明確になったということですね。
小池:そうですね。カルビーでは希望をかなえるチャンスがあります。理系だからとか、語学に自信がないとかではなく、勇気を出して、本当にやりたいことにつながる道に一歩を踏み出すことが大事だと実感しました。

―これから目指していくことを教えてください。
小池:海外ビジネスに携わり続け、カルビーブランドを世界に広げていくことです。カルビーの商品は、世界トップレベルの品質とおいしさだと思います。自信をもって届けられる好きな商品なだけに、まだ知らない方々に「こんなにおいしいものがあるんだ」と知って楽しんでもらいたいです。

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模範解答ではなく本音をつらぬく勇気を

―学生時代の話も聞かせてください。カルビーの志望理由はなんでしょうか。
小池:今後の未来を担う子どもたちが喜ぶ商品に携わりたかったんです。あとは、私自身、お菓子が好きだったことですね。

―就職活動ではどんなことを大切にしていましたか。
小池:素の自分を出すことを大切にしていました。模範解答ではなく、本音で語ることで、言葉に熱がこもると思います。例えば、「最近読んだ本で印象に残ったものはなんですか?」と言われたときに、難しそうな本や真面目に聞こえそうな本を選ぶのではなく、小説でも漫画でも自分が本当に面白いと思ったものを話すようにしていました。

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―小池さんらしいエピソードですね。学生時代はどんなことをしていましたか。
小池:バイトもサークル活動も好きなことを続けていました。好きなことだからこそ、一歩踏み込んだことや工夫もできると思います。あと、学生時代は宇宙農業を研究していました。カルビーの面接でも、お菓子を宇宙にどうやって持っていくのか、じゃがいもをどうやって育てるのかという話をしたのを覚えています。結構盛り上がりましたね(笑)。

―最後に就職活動中の学生の方々にメッセージをお願いします。
小池:いまの学生の皆さんはコロナ禍で、世の中の動きや外部環境の変化に対応されてきた世代だと思います。そういった方々にこそ、これまでの経験を活かして、会社をより良い方向に導いていただきたいです。「私こそが、カルビーを正しい方向に導く!」という人と一緒に働きたいです。


■2023年4月入社の新卒(大学・大学院卒)採用のエントリーページ
URL:https://calbee.snar.jp/index.aspx?id=DWWFsAilK4w

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