PCは〇〇の略!?あなたの知らないカルビー用語
「てっぺん超えた」「今日の収録はバラシで」「そこ、バミっておいて」…。TV番組などで業界用語を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。本来特定の人たちだけが使う言葉を知っているだけで、なんだか得した気分になりますね。
実はカルビーでも、さまざまな社内用語が使われており、今回はその一部をご紹介します。これを使いこなしたら、あなたも真の“カルビー通”になれるかも?
■PC
一般的には、「PC」といえば、「パーソナルコンピュータ」の略ですよね。実はカルビー社内では、代名詞ともいえるロングセラーブランド「ポテトチップス」のことを指すのです。
入社当時、工場で「PC製造課」に配属された筆者は、「お菓子の会社なのに通信機器をつくるの!?」と不思議に思った記憶があります(笑)
■JR
「JR」と聞いたら、言わずと知れた交通系の大企業が頭に浮かぶ人がほとんどのはず。ですがこれも、「PC」同様、商品の名前を表しています。
その商品とは…1995年に女子高生をターゲットとして発売し、瞬く間にカルビーのトップブランドの仲間入りを果たした、「じゃがりこ」!
ちなみに海外表記は「JagaRico」。“J”と“R”がしっかり強調されています。“Rico”はスペイン語で“おいしい”という意味だそうです。
■アベック
揚げる工程で重なってしまったことが原因で、複数の生地がくっついてしまっている製品のこと。製造工程で見つかれば取り除かれます。生地同士が寄り添って見えることから、男女の二人連れを指す「アベック」が由来となっていますが…これを知っているあなたは昭和世代かも!?
■じゃが丸
カルビーのWEBサイト上にある、じゃがいもの生産者や生産地区の情報を検索できるツール「じゃがいも丸ごと!プロフィール」の略称。
お客様のお手元にあるポテトチップスに使われているじゃがいもが誰の畑で生産され、どの工場を経て店頭に並んだのかが分かります。ちなみに社内には、「じゃが丸」派のほかに「丸プロ」と呼ぶ派の人もいるようです。
■かっぱ祭
職場内の親睦を深め、お互いを労うことを目的として年に一度開催される社内イベント。「かっぱえびせん」の前身である「かっぱあられ」のパッケージに「かっぱ」が描かれていたことに端を発し、社内のさまざまなものに「かっぱ」の名前が使われるようになりました。古くは1960年に発行された初代社内報の名前も「かっぱかっぽ」。
「かっぱえびせん」のパッケージからいなくなっても、カルビーと「かっぱ」には、切っても切れない深いご縁があるのです。
以上、カルビーの社内用語をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
興味をお持ちいただいた方は、「帰りにコンビニでPC買ってく?」と、お友達との間で是非使ってみてくださいね!
文・写真:深谷 真理奈