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「THECALBEE」開設3周年! 編集部が語り合う“これまでとこれから”

カルビー公式note「THE CALBEE」は、まもなく開設から丸3年を迎えます。
 
2021年3月30日に立ち上げてから、カルビーグループの“これまでとこれからのストーリーを語っていく場”として、会社の歴史や商品秘話、社員インタビューなど、さまざまな記事を掲載してきました。
 
数えてみると、その掲載記事数は130近くに。登場した従業員も100名ほどにのぼります。3年間にわたってアカウントを続けてこられたのは、読者の皆さまのおかげです。スキ、SNSでのシェア、コメントなどたくさん反応、本当にありがとうございます!
 
今回は開設3周年記念として、編集部員全7名で3年間を振り返る座談会を開催したのでその様子をお届けします。記事はパートナーの外部ライターさんが担当。デスクがファシリテーターを務め、ざっくばらんに語り合いました。
 
編集部のこれまでとこれから、そして記事作成に込めた想いを少しでも伝えられたら幸いです。

THE CALBEE編集部(左から瀧澤、櫛引、町田、吉田、伊藤、深谷、古澤)

各編集部員が担当した代表的な記事やプロフィールは下記の記事をご覧ください。


インタビューでは「前のめりで脱線するようになりました」

古澤:「THE CALBEE」は開設から丸3年を迎えます。ときには外部のライターさんやカメラマンさんの力を借りつつ、基本は編集部であるグループ広報部の従業員が取材から執筆、撮影まで行っています。最初は慣れない仕事で、皆さん苦労もあったのではないでしょうか。
 
瀧澤:取材で聞いたお話の中で、どのエピソードを膨らませて記事にすれば良いのか、その選択にはいつも悩みます。インタビュー対象者は、いろいろな経験をしていて、こだわりや想いもあるので面白い話がたくさん出てくる。全部載せたくなってしまって、毎回苦労していますね。

町田:私もそれまで記事を書いた経験がなく、最初は「聞いたことを全部書かなければ」と思っていました。でも、それだとなかなかうまくいかず、読者の方に楽しく伝えるには、全体の話の中でもどこかにスポットを当てることが大切だと感じてきて。毎回、試行錯誤しながらやっています。
 
深谷:インタビューの仕方も1回1回が勉強でした。実際にお話を聞くと、当初想定していない展開になることもたくさんあります。最初は戸惑うことも多かったのですが、次第に「脱線を楽しもう」と思うようになりました。
 
というのも、インタビューをするうちに、大切なのはインタビュー対象者が熱を持って語っていることだと考えるようになり。それを掘り下げた方が面白いと感じたんです。だから今は、前のめりに脱線していますね(笑)

伊藤:そういう熱量をインタビューで引き出せるとうれしいですよね。たとえば「職人魂-THE CALBEE」というシリーズでは、毎回工場の方にお話を聞きに行くのですが、皆さん最初は「大したことは話せないよ」と謙遜されるんです。でも取材すると、たくさんのエピソードが出てきて。そんな瞬間をもっと増やせたらと思っています。

古澤:「職人魂-THE CALBEE」の企画は、アンケートを実施した際に従業員からの要望で多かった「もっと製造現場の方の声を聞きたい」というリクエストから誕生したんですよね。その意味でも、記事を通して皆さんの想いを伝えられるとうれしく感じます。

4周年、5周年を目指して、編集部が大切にしていきたいこと

古澤:日々記事をつくる上で、皆さんが大切にしていることはありますか?
 
深谷:読者の方の視点を意識するのはもちろん、従業員にも喜んでもらえる記事にしようと心がけています。これは3年間で強く考えるようになりました。きっかけは、カルビーのDXや工場の女性管理職を増やす取り組みを記事にしたとき、社内で喜んでいただけたことです。それからは、従業員の方のやりがいや業務につながる記事を作れたらいいなと思っていますね。

櫛引:私は「THE CALBEE」開設時の考えを忘れないように、それを強く意識しています。最初に投稿した記事にもあるように、このnoteで伝えたいのは、商品や企業の取り組みの裏にある人の想いやこだわりです。プレスリリースやほかのオウンドメディアとはちょっと違う情報を届けたいなと。なので記事を作るときは、“果たしてこの記事でこだわりや想いが伝わるのか?”と考えています。

町田:私も、そういう人の想いやこだわりを、少しでも記事にしたいと思います。商品の開発秘話を取材していると、何かを作る人の熱意は本当にすごいと感じます。とはいえ、歴史の長い商品になると、開発していた方にたどり着くのが大変なケースもあり。だからこそ、お話を聞けるうちに記事化して残したいと思うようになりました。現場で苦労を実感している方の言葉は、やっぱり重みがあるので。

櫛引:読者の方の反応を見ると、開発秘話を読んで「このお菓子がより好きになった」「おいしく感じるようになった」と言っていただくことがあり。本当にうれしいですよね。商品の背景を知ることで、その味わいをより深く感じていただくというのは、もともとnoteで目指していたことですから。
 
瀧澤:私が記事を書くときに大切にしているのは、言葉の選び方です。社内では普段使っている言葉でも、一般の方には伝わらないケースがあるので。自分でも何度も確認しますし、デスクの吉田さんと古澤さんに見てもらって気づくことも多いですね。
 
吉田:デスクとして皆さんの記事を読んでいると、一人ひとりスタイルが違って面白いんです。誰が書いたか事前に聞いていなくても、文章で何となくわかる。なので僕らはチェックをするものの、それぞれの個性はきちんといかすようにしています。

古澤:ちなみに、写真についてのこだわりは何かありますか? 
伊藤:撮影をするときは、なるべく毎回違う構図やパターンにしています。これだけ記事があり、撮れる場所も限られてくると、どうしてもパターンが似てきてしまうので、なるべく新しいものにしようと。
 
深谷:伊藤さんが撮った写真はいつも学びがありますね。「この構図があったか!」と。最近のカルビーがオフィスで使う文具の記事もほかの記事の写真と違った角度でしたよね。

伊藤:ありがとうございます(笑)。私は取材のときに撮影も行えると、すごくうれしいんですよね。一つひとつの写真を見ると、取材時の話や自分の感じたことを思い出せるので。書くのに息詰まったとき、写真を見て文章が湧いてくることもあります。

古澤:それでは最後に、これから4周年、5周年を目指していく上で、今後の意気込みをお願いします。

櫛引:改めてそれぞれの記事を見ると、感慨深く、積み重ねてきて良かったと思います。なかには掲載からしばらくしてからSNSで話題となり、たくさんの方に読まれたものもあり。記事がストックされていくと、こういうことも起きるんだなと。これからもカルビーのこだわりや想いを積み重ねていきたいです。

吉田:デスクの立場としては、第三者の目線で皆さんの記事をサポートしていきたいですね。先ほど話したように、編集部のメンバーにはそれぞれの個性やテイストがあります。あくまでそれをいかしながら、支えていければと思います。

古澤:ありがとうございます。今後も私たちは、カルビーの“これまでとこれからのストーリーを語っていく場”というコンセプトをぶらさず、記事を作っていきます。「カルビーについて知りたい」と思った方が立ち寄れる場に、そして、社員のやりがいや誇りにつながるような活動をしていけたらうれしいです。これからもよろしくお願いします! 

文:有井太郎(外部)
写真:間瀬理恵

 

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